始めに
まず、不正咬合とは、歯並びや噛み合わせが悪い状態の総称です。歯の位置や歯列弓、上下の噛み合わせなどから起こり、放置すると日常生活に支障が出る場合があると言われています。例えば長期にこの症状を放置すると、歯に負担がかかり続けるため顎関節症を引き起こすリスクがあります。その他にも、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。歯並びが悪くなると、歯が磨きにくい場所ができるためです。その結果、歯垢が溜まりやすくなってしまい、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。このように健康という面でも、歯の症状を放置してしまう事は、大きな問題になってきます。当院では、不正咬合に悩む患者さんが多く訪れます。詳しい治療例についてはトップページからご覧ください。
「開口」とは
開口とは、歯を噛み合わせた時に上下の歯が噛み合わずにすき間が開いてしまう状態のことでオープンバイトとも呼ばれます。すき間があるので前歯で物を噛み切るのが難しく、息が抜けてしまうためサ行やタ行の発音も難しいといった症状があります。原因としては遺伝的要因もありますが、幼少期に指しゃぶりをしていたり、口呼吸になったりという生活習慣で身についてしまうことも挙げられます。また、開口を放っておくと奥歯や顎に負担がかかり続けるため、顎関節症を引き起こしたり歯を失うリスクが高まってしまいます。当院では、子どものうちでも、大人になってからでも歯列矯正で、「手術することなく」開口の症状を治すことができます。普段から口周りで思い当たることがある方や、「発音しにくい」「前歯で食べ物を噛み切れない」といった症状がある方はぜひ一度当院に相談にお越しになってみてください。お口の中を直接診たうえで詳しく治療についてお話致します。