MEAWテクニック(非抜歯法)

マルチループアーチワイヤーとオーストリア咬合学の治療について

MEAWとオーストリア咬合学による矯正治療法 (歯を抜かない矯正)


MEAW[ミョー]とは

マルチループアーチワイヤーのMEAWとは、Multiloop Edgewise Arch Wire という英語の頭文字をとったものです。このMEAWは、「ミュー」または「ミョー」と呼ばれ、意味は、「ループを使って自由に歯を動かすことができるワイヤー」という意味です。

MEAWにはマルチループという輪の形に屈曲された「ループ」がある、特殊なワイヤーを使用します。歯のでこぼこや、ねじれ、傾きに沿ってアーチワイヤーを曲げこんで、小さなワイヤーのループをつくることで、1本1本の歯を3次元的に動かしていくことができます。つまり、傾いた歯を起こしたり、伸びすぎた歯を中に押し込んだり、様々なことが同時にできます。

この治療法に、「オーストリア咬合学」というかみ合わせの概念を組み合わせた治療法は、従来の治療法に比べて治療期間が短い(約1/3〜1/2)ことや、歯を抜かずに、見た目の歯並びと、咬み合わせを整えることができることが特徴です。


特徴

MEAW
▲ MEAW (マルチループアーチワイヤー)

MEAWは、複雑に曲げられたワイヤーを使って歯を矯正します。 MEAWを用いた場合の治療期間は、早い場合は6ヶ月から1.5年、長い方でも2年程度です。これは、その人の歯並びの状態によってかわってきます。

この治療期間の大きな違いは、ワイヤーの形によるものです。MEAWは、歯を動かしやすいように、ループ(輪)の形状になっているワイヤーが1本1本の歯の間に入っているため、すべての歯を同時に自由に動かしていくことが可能な構造です。

近年の平均矯正期間は24ヶ月位ですが、もっと治療期間を短くしたいという場合は、コルチコトミー法やインプラント矯正といった方法を組み合わせることによって、6ヶ月位で矯正期間を終了することができます。

MEAWとオーストリア咬合学をとりいれた矯正治療は、“かみ合わせのバランスを整えることができる”というのも大きな特徴の1つです。、顎の本当の位置は、歯の模型・写真・レントゲンなどの検査をするだけではなく、「アキシオグラフ」とよばれる顎の動きやかみ合わせをシミュレーションする検査等で知ることができます。

たとえ見た目の歯並びがキレイになっていたとしても、かみ合わせがしっかり合っていないまま矯正治療が終了してしまっては意味がありません。この治療方法は歯を前後に動かして水平的にガタガタをとるだけでなく、垂直的に上下にも動かすことができるため、全体の噛み合せのバランスを整えることができ、顎の位置(顎位)をより安定に変えることが可能です。

なお、MEAWは症例によってワイヤーの曲げ方や形状が異なります。患者さんごとに、1本のワイヤーからマルチループ・ワイヤーの形をオーダーメイドで作るので、専門の技術と豊富な経験を持った医師のもとで治療を受けることが望ましいです。

Dr.Tsurubuchi はMEAWテクニックを使用してさまざまな難症例ケースをFinishしています。

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