大人の矯正治療

大人の矯正治療(成人矯正治療)

矯正治療を受けたいけど、治療に関する不安や疑問は沢山あると思います。治療をする際に、その治療に関して勉強をしておくというのはとても大切なことです。歯並びについて考えている貴方の為に、歯並びと大人の矯正について、6つのステップにわけてご説明します。

step1 知っておきたい“歯並び”のこと

1.歯並びが悪くなる原因
2.歯並びと健康の関係
3.歯並びから病気を引き起こす
4.かみ合わせとスポーツの関係
5.矯正治療で改善されること

step2 成人矯正ってなに?

6.歯列矯正について
7.成人矯正のメリット
8.成人矯正のデメリット

step3 いろいろある矯正治療

  9.器具別 メリットとデメリット
10.インプラント矯正とは?
11.ワイヤーレス矯正とは?
12.スピード矯正とは?
13.裏側矯正とは?
14.裏側矯正のメリット
15.裏側矯正のデメリット
16.金属アレルギー

step4 矯正医院の選び方

17.医院選び
18.医療費控除について

step5 矯正治療中の生活ポイント

19.矯正治療中のブラッシング
20.矯正中のメイク
21.矯正治療中の仕事について

step6 よりキレイになるために

22.ブライダル矯正
23.アンチエイジング
24.MFTとは
25.矯正治療後のリテーナについて

 

1.歯並びが悪くなる原因

子どものころの指しゃぶり普段からの癖:
赤ちゃんのころの指しゃぶりは特に歯並びには問題ありませんが、幼児期(4〜5歳)に指しゃぶりがいつまでも直らない場合は指の力で歯が動き、出っ歯などの原因につながる事があります。また、大人でも、頬杖をつく、指・爪・唇を噛んでいる、一定方向でいつも寝ている、口が常に開いているなど、これらの癖も歯並びを悪くする要因になります。徐々に直すように心がけましょう。

食べ方:
子供の頃に、よく噛まなくても食べられる軟らかい食事やよく噛まずに飲み物と一緒に飲み込むような食べ方ばかりをしていると、あごの骨の成長期にあごが十分に発達せずに小さくなってしまいます。結果、小さなあごに大きな歯が生えるので、歯が並ぶだけの十分なスペースがなく前後にデコボコとした歯並びになってしまいます。 しっかり噛む習慣をつけましょう。

虫歯:
初めての永久歯は一番奥から生えてくるので、乳歯には後から生える永久歯の場所を確保する役割があります。乳歯の虫歯を放置して形が変わる、抜歯した場所をそのままにして隙間があると、永久歯が正しい位置に生えずに歯並びやかみ合わせが悪くなる事があります。また、成人になってからの抜歯も放置しておくと、親知らずに押される、左右の歯が隙間に移動する・空いた所にたおれるなどで、かみ合わせや歯並びが悪くなることもありますので、早期治療をしてください。

病気・アレルギー:
扁桃腺肥大や鼻炎などの症状で口呼吸を続けると、歯を唇で押さえる力が弱くなり舌の位置が異なったり、口の筋肉バランスが崩れて出っ歯や受け口の要因となる事があります。

親子による遺伝:
矯正歯科を必要とする患者さんは上記のような生活の積み重ねが原因の方もいれば、遺伝的な影響を受けている事もあります。顔や体型が両親に似るのと同様にあごの形や歯の大きさ・本数も遺伝によってある程度決まってしまいます。ご両親様が矯正治療で歯が綺麗になっている場合は、あくまで治療で綺麗になっているので、お子様に治療前の状態が遺伝する事があります。

 

2.歯並びと健康の関係

歯並びやかみ合わせの悪さは、単に見た目の良し悪しに影響があるだけではありません。それが原因で、頭痛や肩こりだけでなく、全身のあちらこちらに影響が出る場合があるので注意が必要です。
歯並びからくる身体への影響:

@精神 - 元に自信がないと性格にも影響する
人と話すとき、どうしても口元に目がいってしまうものです。そのため、歯並びが悪いとそれがコンプレックスになって、人と話すのがイヤになったり、人との接触を避けるようになったり、大きく口を開けて笑えなくなったりすることがあります。特に、上顎前突(じょうがくぜんとつ)などは「出っ歯」というあだ名を付けられ、ひどい場合にはイジメの原因にもなりかねません。

A歯 - 虫歯や歯周病にかかりやすくなる
歯が重なっているなど、歯並びが悪いために歯ブラシの毛先が隅々にまで届かない場合があります。この場合、歯垢や歯石が溜まり、虫歯や歯周病といった歯の病気にかかりやすくなります。また、唾液には本来、口の中をキレイにする自浄作用がありますが、かみ合わせが悪くてよく食べ物を噛むことができないと、唾液の分泌量が少なくなり、口の中を十分に殺菌できなくなってしまいます。そすすると、口の中にどんどんと汚れが溜まり、歯の病気にかかりやすい状態なったり、口臭の原因になったりします。

B発音 - 発音に障害がおこる
反対咬合(はんたいこうごう。受け口のこと)や開咬(かいこう。奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わない状態)といった不正咬合の場合、サ行やタ行の発音が不明確になります。そのため、言葉の発音が重要となるアナウンサーや歌手、俳優などの職業の場合は、大きなマイナスとなります。特に外国語は、正しい発音ができないばかりでなく、ひどいときには相手に意味が通じないことも考えられます。

Cイライラを引き起こす全身 - 原因不明のイライラや体調不良が起こる
かみ合わせが悪い不正咬合になると、何とかうまく噛もうとして無意識のうちにあごが不自然な動きをするので、あごや肩の筋肉に無理な力がかかります。首や肩の周りには、人間にとって重要な神経や血管が集中しています。そのため、この周辺の筋肉が疲れると神経や血管を圧迫し、体の各部に悪影響を及ぼすことがあります。たとえば、頭痛や肩こり胃腸障害などの肉体面から、イライラや気分が沈む、やる気が出ないといった精神面まで、不正咬合が引き起こす体の不調は多岐にわたります。体に不調があって病院で診察を受けても原因がわからない場合は、不正咬合が原因かもしれません。

D顎 - 顎関節症がふえている
「口を大きく開けたとき耳のそばでカクカクと音がする」、「口が大きく開けられない」、「あごの関節や周辺に痛みがある」というようなことはありませんか? それは最近、子どもや女性に増えている顎関節症(がくかんせつしょう)という現代病を示唆しています。悪い姿勢や精神的なストレス、歯ぎしり、食いしばりなどのほか、歯並びの悪さからくる「不正咬合(ふせいこうごう)」も顎関節症原因の一つと考えられています。この顎関節症は、不定愁訴(頭重やイライラ、疲労感、不眠など漠然とした不快感を伴う自覚症状があっても、それと体の異常との関連がはっきりしない)の原因ともいわれます。つまり、かみ合わせが悪いとあごの関節に無理な力がかかり、体の他の部分にも異常が現われるのです。

E消化器官 - 胃腸への負担が大きくなる
食べ物は、胃や腸で消化されてはじめて栄養として体内に吸収されます。そのため、私たちは食べ物を口に入れると、まず飲み込みやすく消化しやすい大きさに噛み砕きます。また、噛むことによって唾液を分泌させ、唾液に含まれる消化酵素と食べ物を混ぜ合わせ、消化しやすい状態にしてから胃に送ります。ところが、かみ合わせが悪いと、よく噛み砕くことができないだけでなく、唾液の分泌が悪くなり、消化しにくい状態で食べ物が胃に送られることになります。その結果として、胃腸に負担がかかってしまうのです。

Fこんな病気も歯並びが原因?
かみ合わせの悪さは様々な病気を引き起こします。原因の分からなかった症状が、実は歯並びの悪さからくるものだったということも……。歯並び・かみ合わせを直すことで、これらの症状が改善されるかもしれません。
※注意 必ずしも、すべての症例が歯並びの原因によるものとは断定できません。

脳の活動による不眠不眠症:
脳に送られるかみ合わせの信号が偏ってしまうと、脳が活動的な状態になり不眠を引き起こします。

仮性近視:
かみ合わせが悪いと眼球を包む骨に刺激が集中し、それが眼球を圧迫して仮性近視となります。放置しておくと真性の近視に発展する場合もあります。

食べ過ぎの原因による肥満肥満:
物を充分に噛まずに飲み込んでしまうため、消化吸収作用が低下。また同時に、噛むことによって脳に送られる刺激が減少し、満腹感が得られず食べ過ぎの原因になります。

高血圧:
特定の歯だけが噛み合う場合は、その刺激が首の筋肉を圧縮させ動脈を圧迫します。そのため、血液の循環が悪くなり心臓に負担がかかり、高血圧を招きます。

 

3.歯並びから病気を引き起こす

歯並びが病気を引き起こすリスク:
歯並びやかみ合わせの悪さは、単に見た目の良し悪しに影響があるだけではありません。それが原因で、頭痛や肩こりだけでなく、全身のあちらこちらに影響が出る場合があるので注意が必要です。

こんな病気も歯並びが原因?
かみ合わせの悪さは様々な病気を引き起こします。原因の分からなかった症状が、実は歯並びの悪さからくるものだったということも……。歯並び・かみ合わせを直すことで、これらの症状が改善されるかもしれません。
※注意 必ずしも、すべての症例が歯並びの原因によるものとは断定できません。

脳の活動による不眠不眠症:
脳に送られるかみ合わせの信号が偏ってしまうと、脳が活動的な状態になり不眠を引き起こします。。

仮性近視:
かみ合わせが悪いと眼球を包む骨に刺激が集中し、それが眼球を圧迫して仮性近視となります。放置しておくと真性の近視に発展する場合もあります。

食べ過ぎの原因による肥満肥満:
物を充分に噛まずに飲み込んでしまうため、消化吸収作用が低下。また同時に、噛むことによって脳に送られる刺激が減少し、満腹感が得られず食べ過ぎの原因になります。

高血圧:
特定の歯だけが噛み合う場合は、その刺激が首の筋肉を圧縮させ動脈を圧迫します。そのため、血液の循環が悪くなり心臓に負担がかかり、高血圧を招きます。

 

4.かみ合わせとスポーツの関係

テレビや、雑誌などでは芸能人がきれいな歯並びで美しく笑っているのを良く見かけます。人目に触れる機会の多い芸能人は、歯への関心がとても高く、笑顔をより美しくするために日ごろの手入れにも気を使っているのです。芸能人に限らず、スポーツ選手をはじめ、スポーツをする人達にとっても「歯」はとても大切です。

歯は、身体づくりにも、パフォーマンスにも、そして全身のバランスにも大きく影響していると言えます。また、かみ合わせと身体のバランスに大きな関係があることも分かっています。私たちの生活の中でも、肩こりや頭痛をよく起こす原因は、かみ合わせの悪さからきているということも考えられます。また、スポーツの中には、ラグビーやアメリカンフットボールなど、マウスガードを義務づけているものがあるます。マウスガードを装着する事で、障害の発生しやすい前歯部分を保護し、脳震盪を予防します。興味深いことに、運動能力に影響を与え、各種スポーツの競技力を向上すると言われており、スポーツパフォーマンスと大きく関係していることもわかっています。

健康な歯を保ち、食べ物を細かく噛み砕く(咀嚼する)ことによって、消化吸収を助け身体に必要な栄養が体内に取り込まれ、よいコンディションを保つことができます。そのためにも、日ごろからの歯磨きや歯の定期検診で、歯の健康を維持することが大切です。そして、「噛む力」をつけることが重要です。「噛む力」を落とさないためにも、健康な歯を保ち、虫歯や外傷など予防に心がけましょう。

 

5.矯正治療で改善されること

歯並びの改善
歯は何もないところへ傾いていく習性があります。そのため、1本歯が抜けると両隣の歯がその隙間に向かって倒れていきますし、抜けた歯の上(もしくは下)の歯にとっては咬み合うものがなくなるため、隙間に向かって伸びていきます。歯は、ひとりで動かずに立っていることができません。上下左右の歯とふれあうことで、自分の高さや位置を把握し、現状維持することができるのです。歯並びは、上下の歯としっかり咬み合い、左右の歯とずれのないように並び、さらにお口のまわりの筋肉にも支えられて生きています。いろんなパーツと寄り添いながらでないと、その実力を発揮することができません。歯を居心地のいい環境で安定させてあげることで、お口の健康レベルがアップし、ひいては全身の健康・美容につながるのです。

咬み合わせの改善
咬み合わせというのは、見た目の問題だけではありません。頭痛、肩こり、腰痛、鼻づまり、イビキ・・・こういった症状でお悩みの方は、歯並びが影響している可能性があります。むし歯や歯周病を引き起こす可能性も高いですし、歯周病は放っておいてしまうと歯ぐきが痩せ、歯がグラグラになり、最後には抜け落ちてしまいます。また、歯周病は口腔内だけでなく全身に影響を及ぼすため、心臓病や動脈硬化、肺炎などだけでなく、早産や低体温児の原因になる可能性もあります。

 

6.歯列矯正について

「歯列矯正」というのは、子供だけのものと思っていませんか?確かに成長期にある子供、つまり乳歯から永久歯に生え替わるような時期というのは、顎の位置を正しい位置に動かすことができる可能性があり、矯正治療を始めるのに最適な時期と言えます。

子供時期の歯列矯正治療との違い
・矯正力に対する組織の反応が遅いため、歯の移動には時間がかかることがある
・顎の骨の位置を改善しなければならない症状の場合に、外科的矯正治療が必要になることがある。

大人の歯列矯正の目的
大人の歯列矯正の大きな目的のひとつとして、審美的な面での改善ということがあります。つまり、出っ歯や、受け口、八重歯など、外見を気にして治療を始められる方が多いということです。子供の時期には、本人の希望よりも周囲の希望が優先されることが多く、せっかく成長期の良い時期に歯列矯正治療を始めたとしても、治療の進み方が悪い場合があります。しかし、自分の意志で、美しい口元を目標に歯列矯正治療に望む、大人の歯列矯正治療は、歯磨きや装置の手入れなどにも気を配ることができ、口腔内が良い状態で、効率的に治療が進むことも多いのです。

・審美的な面での改善
大人の歯列矯正を考える方たちの多くは、小さい頃からのコンプレックスが歯列矯正治療への決断をさせたようです。例えば、出っ歯、受け口、八重歯など。いつもいつも口元を気にして生きてきた自分を変えられる、歯列矯正治療。自分のお金で治療できるということも、やる気を出すことにつながります。これまでの自分と決別し、口元を気にすることなく笑える、前向きな自分に変わりたいという方には、歯列矯正治療は大変お勧めできます。

・かみ合わせの改善
大人の歯列矯正治療といのは、外見の変化が大きな目的で利点のようですが、実際には、もっと重要なことがあります。それが「かみ合わせの改善」です。良いかみ合わせを「正常咬合 (せいじょうこうごう)」、悪いかみ合わせを「不正咬合 (ふせいこうごう)」と言います。不正咬合を改善しないと頭痛、肩こり、腰痛、膝痛など全身のいろいろなところに影響があると言われています。また歯並びが良くなると、今までは歯ブラシが届かなかったところまで、歯磨きができるようになり、むし歯や歯周病の予防が容易になります。さらに、食べ物をよく噛んで食べるようになり、消化や吸収を助け、内面からも健康になります。

 

7.成人矯正のメリット

自己管理ができる
子供が歯列矯正をするのとちがって、ご自身が決めて説明を受け納得し、歯列矯正治療を開始するので最後まできちんと続ける方がほとんどです。歯列矯正中は、いつも以上に歯みがきを丁寧にしなくてはなりません。大人なら歯周病や虫歯にならないよう、自身でケアできます。

治療計画が立てやすい
成長期の治療に比べると歯の移動速度は遅いので、一般的に成人期の治療の方が少し長引くことがありますが、その反面、成人の治療は成長発育がほとんどないため歯列矯正治療計画を立てやすいという利点があります。

 

8.成人矯正のデメリット

・成人矯正の場合、通常矯正よりも期間が長くなり、それだけ金額も高くなる。
・かみ合わせを変えることにより、顎関節へ影響を与える可能性がある。それゆえに、時として更年期障害等を併発しやすい事。

 

9.器具別 メリットとデメリット

歯列矯正で使用する装置には、様々な種類があります。大きく分けると2点。ブラケットの付ける場所と種類です。

器具をつける場所の違い
1)表側(頬側)…歯の表面にブラケットをつける方法。

<メリット >
・歯が動きやすい。
・ブラケット周りの汚れが目に見えるので歯磨きを積極的に行える。
・歯科医にとって、調整が楽。

<デメリット>
・目立つ。
・歯がさらにもりあがってしまうので、口を閉じにくい。
・唇や頬の裏などに装置が当るので口内炎になりやすい。

2)裏側(舌側)…歯の裏側(舌側)に付ける方法。
リンガルともいう。メタルブラケットを使用する。

<メリット >
・まず外からは見えない。目立たない。
・歯磨きはしづらいものの、唾液の自浄作用の恩恵に預かれるため、比較的虫歯になりづらい。
・歯の状態によっては、表側よりも効果的に動かすことができる。

<デメリット>
・慣れるまで、発音が難しくなる(喋りづらい)。
・舌に装置が当たり、慣れるまで非常に痛く、表側より辛い。
・一般的に、表側よりも治療器間が長く、費用も高い。
・□装置の種類の違い


矯正の装置には大別して以下のような物があります。

1)メタルブラケット・・・ブラケットが金属製のもの。

<メリット >
・金属(銀色)のため色的には目立つが、ブラケット自体の大きさは小さいため口腔内や唇への違和感(痛み)は一番少ない。
・歯が動きやすい。
・歯への接着が容易なので、どのような歯でも付けやすい。
・たいてい、料金も一番安く設定されていることが多い。

<デメリット>
・色が金属色のため、目立つ。

2)セラミックブラケット・・・ブラケットがセラミックのもの。

見た目に目立つ前歯のみにセラミック製を用いることが多い。プラスチックの透明or乳白色のブラケットもあるが、強度の高いセラミック製の乳白色ブラケットが主流。アーチワイヤーは金属を使うことが多いが、白いワイヤーを用いると更に目立たなくなる。

<メリット >
メタルと違い、白色または半透明に近いため、目立たない。遠目には殆ど分からない。

<デメリット>
メタルブラケットよりも大きく、高さもあるため口腔内(特に唇)への違和感(ぶつかる、すれる)が大きい。メタルに比べて、歯の動きが遅いことがある。料金はメタルブラケットよりも高く設定されていることが多い。

 

10.インプラント矯正とは?

インプラント矯正とは、顎の骨に、小さなネジや金属のプレートを手術で固定して、矯正装置で歯を動かすことを助ける方法です。
矯正用インプラントを支点にして、装置で歯をを引っ張ると、歯の動きに安定感が出ます。このため、歯がスムーズに動いてくれるので、通常2〜3年かかる矯正期間が半分くらいまで短縮できる場合があります。また、抜歯も最小限におさえることができます。

※インプラント矯正に使う小さなネジや金属プレートは、「アンカー(固定源)インプラント」や「矯正用ミニインプラント」などといい、歯を失った時に、顎の骨に埋め込む「デンタルインプラント」の人工歯根とは異なります。

インプラント矯正のメリット
・治療期間が短い
・歯を抜かずに矯正する事ができることが多い
・外科的な治療が必要な症例でも手術せずに治療する事ができる場合がある

インプラント矯正のデメリット
・矯正用インプラントを埋入するための手術が必要
・歯並びによっては、インプラント矯正をしても効果ないケースがあるので歯科医の見極め必要
・インプラントの周りを清潔にしていないと感染を起こす場合があるので、担当医の指導を守る


>> インプラント矯正についてもっと知りたい方へ

インプラント矯正とは
小さなインプラントを顎の骨に埋め込んで歯を動かす固定源にする治療方法
インプラント矯正とは、アンカーインプラントと呼ばれるチタン製のプレート状の器具やネジ型の器具を一時的に顎骨の表面に埋入し、それを固定源として矯正装置で歯を動かしていく治療方法です。

■インプラントとは

インプラントとは、「埋め込む」という意味で、何らかの原因で欠損した人体の器官や組織を代替するために作られた医療器具です。骨に結合しやすく身体に安全な金属「チタン」製で、整形外科では骨折時に骨を接合するためにボルトやプレート対応のインプラントがよく使われています。歯科では、歯周病などで歯を失ったときにの人工歯根として使われているます(デンタルインプラントタイプ)。
歯を動かすための固定源にするインプラントでは、アンカーインプラントと呼ばれる約5mm〜13mm程度の小さなネジの形をしたビス型のインプラント(ミニスクリュータイプ)や、ビス型よりやや大きめのプレート型(ミニプレートタイプ)が使用されています。

インプラント矯正の仕組み・手術方法

インプラントで歯が動きやすくなるしくみとは
歯に接着したブラケットとワイヤーのみで治療をする場合、ワイヤーで繋がっている歯と歯がお互いに引っ張り合う事によって歯を移動させます。このように、歯をお互いに引っ張り合う方法では、ワイヤーとつながったそれぞれの歯が移動してしまうので、引っ張る力が不安定になることもあります。
インプラント矯正では、矯正用のインプラントを顎の骨に埋入して骨と結合させて、そこを支点にして歯を移動させます。歯を支点にするときと異なり、固定源が移動することがないので、効率よく歯を動かすことができて、また、インプラントの埋入位置によって、歯を前後・上下・左右と立体的に動かすことが可能となります。

■インプラントを固定源とするイメージ
 ・骨と結合したインプラントを固定源にして、歯を効率的に動かします。
 ・歯の移動が終了後、インプラントは撤去します。

■手術内容(ビス型、ミニプレート型のインプラントの場合)
矯正治療に使われるインプラントは、.局所麻酔を行ったあと、歯根と歯根の間の顎の骨にインプラントを埋入れます。 埋入を含めたトータルの手術時間は、ネジタイプ(ビス型)のインプラントの場合、1本につき5〜10分程度です。 埋入したインプラントは、2〜3ヵ月程度で顎の骨と結合(オッセオインテグレーション)します。インプラントと顎の骨がしっかり結合すれば、矯正治療の固定源にすることができます。なお、ビス型より大きめのプレート型(ミニプレート型)のインプラントの手術時間は、片側の顎で1時間、両側で2時間〜3時間程度です。

 インプラント矯正のメリットとデメリット
■メリット

•歯を動かすための固定源がしっかりしているので効率よく歯を動かせるので、治療期間が短縮できる。
•奥歯を含めたすべての歯を後ろに移動させることができるようになり、スペースを確保するために行っていた抜歯をしないで治療できるケースがある。
•従来、歯を効率よく動かすために使用していた補助的な矯正器具(ヘッドギアなど)を使用せずに治療ができる
※効果には個人差があります。症状によっては、上記のメリットが該当しない事もあります。

■デメリット
•矯正用インプラントを埋入するための手術が必要となります。
•インプラントの周りを清潔にしていないと感染を起こす場合があります。
•小さなインプラントを使用しているため治療中インプラントがはずれることがあります。
•原則的にあごの骨(顎骨)の成長が終わったとされる、高校生以降の方が対象です。

 ※注意事項 〜インプラントアンカーを使用した矯正について〜
現在(平成20年6月)、インプラントアンカーは、顎間固定用の骨接合材としての薬事認可はされておりますが、インプラント矯正のように、矯正治療で歯を動かすための固定源として使用することは、認可された目的適応外です。また、保険診療には使用できません。
このため、矯正治療に伴うインプラントアンカーの使用は、あくまで治療をする歯科医師の判断と自己責任、患者さんとの同意のもとで行われています。患者さんは、治療のメリットとデメリット、治療についての契約書(同意書)の内容を良く理解したうえで治療を開始する必要があります。
 


11.ワイヤーレス矯正とは?

目立つのがイヤで矯正治療に踏み込めない方達が多いようですが、最近では目立たない装置も数多くあります。代表的なものにマウスピースタイプの矯正装置があります。

ワイヤーレス矯正(マウスピース矯正)
あの目立つワイヤーを使用しない取り外し式の矯正装置です。装置を装着した後も見た目にもわかりません。そして、矯正しながら歯の漂白(ブリーヂ)も併せ行うことが可能です。取り外し式の矯正装置ですので、人前に出るときやお食事の時などは、はずしておけば、全く「人知れず」矯正することが可能です。

ワイヤーレス矯正のメリット
・見えない、目立たない装置
・取り外すことが可能な為、人知れず矯正治療が出来る
・発音障害、違和感などの負担がワイヤー矯正と比べ軽減される
・歯の漂白(ブリーヂ)も同時に出来る ・術後の歯並びを模型上で見ることができるので安心して治療に入ることが出来る
・取り外し式なので、装置を外してブラッシングが出来、口腔内を清潔に保つことが出来る

ワイヤーレス矯正のデメリット
・全ての症例で適応するわけではない
・保険適応外治療である

 

12.スピード矯正とは?

皆さんもご存知のとおり、従来の歯列矯正は長い期間を要します。しかし、スピード矯正は、歯を削ったりせずに歯を短期間で動かすことが可能になりました。従来の矯正装置にコルチコトミー手術やオステオトミー手術、インプラントなど多くの方法を併用することにより、治療期間を短縮し、安全、確実に短期間の矯正治療ができるようになりました。

コルチコトミー手術
コルチコトミー手術とは、動かす歯の周囲にある骨改造速度の遅い骨(皮質骨)を一部除去すると同時に、残っている骨(海綿骨)に刺激を与え、骨改造速度をあげる方法です。この手術と舌側矯正を併用することにより約6ヶ月〜8ヶ月で治療が終了することができます。
コルチコトミー手術併用は、速いだけでなく矯正治療による歯の根や骨へのダメージ、歯の動くことによる違和感、矯正後の後戻りの軽減などほとんどの成人矯正の問題を軽減することが出来ます。ただ速いだけではなく体に大変良い治療法と考えます。手術と聞くと大がかりなことを考えますが、この方法は親知らずを抜く程度の手術で約1時間程度の処置で終わり、その日のうちに帰宅できます。
日本ではあまり聞きなれない矯正方法かと思いますが、この技術は1950年代にドイツで編み出され、ドイツやアメリカなどではすでに定着しています。しかし、このスピード矯正の治療は高度な技術を要するために日本では限られた医院しか行っていないのが現状です。

コルチコトミー手術のメリット
・短時間歯並びをなおすことができる
・歯を抜かずに治療できる

コルチコトミー手術のデメリット
・外科手術を行う必要がある

 

13.裏側矯正とは?

裏側矯正装置のコンパクト化と性能アップで患者様の負担軽減
矯正装置には固定式のものと、取り外しが可能なものとがありますが、治療ではほとんどが固定式が使われています。固定式では、歯に接着させるブラケット(ワイヤーを連結するための止め金)と歯を正しい位置に移動させるためのワイヤー(弾力線)を用います。

裏側矯正では歯1本1本にブラケットを付け、そのブラケットにワイヤーをつなげて、ワイヤーを締めていきます。以前は大きく、厚く、突起部分が多いブラケットで、患者さんは違和感を持つだけではなく、ブラケットが歯肉や舌にあたって炎症をおこし、辛い目に会うこともありました。
しかし、最近では小型で薄く、突起部分が少なく、歯の中央に装着できるブラケットが開発され、患者さんの肉体的な負担が軽減されています。また、技術革新でワイヤーも性能が高くなり、矯正の効果は表側と変わらないほどになってきています。

テクニックで差が出る裏側矯正の治療
矯正治療において矯正歯科医に求められるのは、専門知識に裏打ちされた技術力と歯が動きを予測するセンスです。裏側矯正ではさらに高度な技術力と表側矯正とは異なる歯の動きを想定する知識とイマジネーションが必要とされます。

歯の前面はフラットですが、裏側は凸凹でしかも面積が小さく、装置を付けるのに相当な技術がいるのです。また、歯の動きは表と裏では逆になるので、裏の動きを熟知していなければ適切な矯正はできません。このように裏側矯正の治療においては、矯正歯科医に経験の豊富さが必要で、それが治療の効果に影響を及ぼします。

 

14.裏側矯正のメリット

裏側矯正のメリット
1. 他人の視線を気にしないで矯正治療ができる
矯正をしたけど矯正装置を付けていることを他人に分かってしまうのは嫌とか、職業柄表側の矯正ができないなどという人には、裏側矯正が最適です。裏側矯正では、矯正装置が外側からは見えませんので、他人に気づかれずに矯正を行うことができます。

2. 矯正中の虫歯トラブルになりにくい
表側矯正では、歯に矯正装置を付けると、装着部分がうまく歯磨きができずに虫歯になることがあります。
ところが、歯の裏側は歯の表面の一番かたい層であるエナメル質が表側より3倍も厚く、そのため細菌の出す酸に強いのです。また、歯の裏側には常に唾液が循環しているために、虫歯をつくる菌がこの唾液の静菌作用や殺菌作用によって増殖しにくくなっています。このような理由から、歯の裏側に装置を付けた方が虫歯になりにくいのです。
虫歯になりにくいからといって、歯磨きをおろそかにしたり、おこたったりすると、やはり虫歯になる可能性が高まりますから、矯正中は歯磨きは徹底的にすることが大事です。もし不幸にも裏側矯正中に虫歯になったとしても、虫歯治療は可能です。

3. 前歯が引っ込みやすくなる
矯正治療では、歯を抜いてスペースを作り、そのスペース分だけ前歯を後ろに移動させるという方法を取ることがあります。この場合、奥歯を固定源にして前歯をひっぱって移動させます。ところが、表側矯正では前歯が後ろに移動しないで、奥歯が逆に引っ張られて前に移動してしまうことがあります。
裏側矯正では、装置が固定源となる奥歯を動きにくくするので、前歯をきちんと後ろに移動させることができ、前歯が引っ込みやすくなります。歯が前に出ているいわゆる出っ歯の方で、なるべく前歯を引っ込めたいという場合には裏側矯正の方が効果的といえます。

4. 舌癖防止になり、矯正後の後戻りのリスクが減る
歯が前に出ているいわゆる出っ歯の方の多くは、常に舌で前歯を押している癖があります。口を閉じてリラックスした状態の時には、舌は上の歯の付け根から1センチほど奥に下がったタンスポットといわれる位置にあるのが正常です。 しかし、舌が上の歯に触っている方は、舌で歯を押している可能性があります。歯は頬と唇が内側に押す力と、舌が外側に押す力の均衡する位置に並んでいます。それを常に舌で歯を押していると、この均衡が崩れ、歯がじょじょに動いてしまうのです。この癖が治らないと、せっかく矯正をしてきれいな歯並びになったとしても、再び舌で押す力で後戻りしてしまうことになりかねません。

裏側矯正では裏側に見えない矯正装置が付いているので、舌がタンスポットの位置から上に動くことを封じることができます。つまり矯正装置自体が舌癖防止装置の役割も果たすことになり、矯正治療中に舌の癖も矯正され、装置を外した後の後戻りのリスクが減ります。

 

15.裏側矯正のデメリット

1. 舌に触れる違和感を感じる
裏側矯正では、常に舌が装置に触れているために違和感を生じることになります。また、装置が舌にあたって、舌にあとがつくことがあります。しかし、個人差はありますが、装置を装着してから1〜2週間ぐらいで慣れてきて違和感も薄れ、舌にあとがつかなくなってくるようです。また、新しい装置は装置そのものが小さくなり、違和感はさらに少なくなり、2〜3日以内に慣れるという報告もされています。

2. 発音がしづらい
舌を歯の裏側にあてて発音する言葉は、裏側に装着してある装置が邪魔になって若干不明瞭になることがあります。日本語では、さ行、た行、ら行の言葉、英語では、th、lとrの発音に影響がでるようです。これも装置を装着してから1〜2か月ぐらいで慣れてきて、普段どおりの発音で話ができるようになってきます。ただ、意識的に発音の練習をしないと、いつまでもうまく発音できないこともあります。

3. 食べづらい。
表側矯正でも装置の装着当初は硬い物が食べづらかったり、頬の内側を噛んでしまったりすることがあります。裏側矯正でも、装置が裏側につきますので、食べづらさを感じることがあります。

4. 歯磨きがしづらい
歯の裏側は凸凹していますし、自分では見にくく、普通の状態でも表側より歯磨きがしにくいものです。矯正装置を付けているので、当初歯の磨きにくさを感じる場合もあります。矯正装置を付けていると、食べかすが装置の部分にたまりやすくなり、そこにバイ菌が繁殖して酸をつくります。歯の表面を覆っているエナメル質はこの酸によって侵され、穴があいて虫歯になります。ですから、歯磨きは磨きの残しのないようにていねいにして、虫歯にならにようにすることが必要です。

5. 表側矯正の装置より費用が高い
裏側矯正では表側矯正に比べて約1.5倍の費用がかかります。 歯の裏側は凸凹で形が複雑なために、表側矯正の装置を使うことができず、患者さんひとりひとりに合わせた装置をつくる必要があるからなのです。つまり、オーダーメイドの矯正装置をつくるのに大変な手間がかかるために装置の費用が高くなります。 また、歯の裏側は見づらいので、歯を動かすために用いるワイヤーの調節に手間と時間がかかり、高度な技術が必要となるので技術料が高くなります。

 

16.金属アレルギー

金属アレルギーは、免疫が特定の金属を異物(=敵)とみなして攻撃をした場合に起こります。アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーと仕組みは同じです。
金属アレルギーを起こすのは、金属そのものではなく金属イオンが原因となります。金属がイオン化して溶け出すことを「金属の溶出」といいますが、お口の中は唾液や食べ物などが作用し、金属がイオン化しやすい環境となっています。このため、腐食性変化が生じ金属が溶出されてしまいます。
金属アレルギーになると、食べ物の味がおかしいと感じたり、舌に痛みを感じるといった口腔内の症状だけでなく、皮膚炎など全身に及ぶ症状となって現れることもあります。

矯正治療と金属アレルギー
矯正歯科で用いられる金属材料には、ブラケット、ワイヤー、バンドなどがあり、金属アレルギーの原因となるニッケルやクロムを含んでいる場合があります。金属アレルギーが心配な方は、まず皮膚科で金属パッチテストを受けて、自分がどの金属元素にアレルギーを持っているのか、確かめることが大切です。金属アレルギーの診断により、今後の治療で使用が出来る金属がわかり、歯科医に申告することが出来ます。アレルギーを持っていた場合や、アレルギーが心配な場合でも、生体親和性の高いチタンやニッケルフリーのものを選ぶことで、安心して矯正治療を行うことが可能です。

<金属アレルギーに対応した矯正装置の例>
ブラケット:硬質プラスチックまたはチタン製を使用する
バンド:バンドを使用せず、チタン製の材料(チューブ)を使用する
ワイヤー:ニッケル、クロムを含まないバイオメタル系ワイヤーを使用する

また、下記のような材料も現在は使われています。

・ブラケット
インスパイア:サファイアでつくられたブラケット
オーソス2:チタンでできたブラケット
Goldのブラケット

・ワイヤー
TMAワイヤー:チタンとモリブデンの合金でアレルギー反応を起こしにくい

 

17.医院選び

医院の選び方
矯正歯科治療を行っている歯科医院は、全国各地にたくさんあります。最近では、一般的な歯科医院でも「矯正歯科」に対応しているところばかりですので、あなたがむし歯の治療を行っている歯科医院でも、矯正歯科治療を行っているかもしれません。それでは、どの医院を選ぶべば、納得のいく矯正治療を受けることができるのでしょうか。

現在、歯科医師の数は9万人を超えています。その中で、矯正専門医はわずか2千人程度。決して安くはない矯正歯科治療を行うのですから、矯正についての専門的な知識を持ち、歯並びだけではなくお口の健康を総合的に考えてくれる矯正専門医のいる歯科医院を選びましょう。また、日本矯正歯科学会の会員数は2006年現在約6000人、そのうち学会の認定医は約1200人です。これもひとつの目安になるでしょう。

歯科治療というものの中には、むし歯治療、歯周病治療、補綴(かぶせ物)、口腔外科、インプラント治療、口内衛生、歯列矯正など、さまざまな分野があります。さまざまな分野がある分だけ、全てに対応できる歯科医院より、ひとつの分野に絞り込んで専門的に治療をしている矯正歯科医院の方が、「矯正歯科治療を気持ちよく行い、納得のいく結果を出す」ということを一番に考えて治療することができると思いませんか?

Dr.Tsurubuchi はボストン大学歯学部を卒業し、日米ダブル歯科医師ライセンス 、歯学博士、25年の臨床経験を有する矯正歯科専門の医師です。

 


18.医療費控除について

※医療費控除に関しましては、税務署によって判断が異なる場合もあります。

10万円を超えると税金が返ってくる
一年間に多額の医療費を支払った人(原則10万円以上)は、確定申告をすれば税金が戻ってきます。これを、医療費控除といいます。原則的には、審美目的(見栄えを良くする)などで行う矯正費用は、医療費控除の対象になりません。しかし、咀しゃく改善など機能回復が主な目的である矯正の場合は、医療費控除の対象になります。

医療費控除を受けるには?
実際に医療費控除を行う場合、医院の領収書だけで認められる場合や、領収書の余白に「咀しゃく改善の為」といった但し書きを書いて認められる場合などがあるようです。正式な診断書を書いていただくのが最も良い方法です。しかし、診断書の発行には別途費用がかかります。実際に治療を受ける医院で直接相談されるとよいと思います。そしてそれらの領収書や診断書を、医療費控除に関する事項を記載した確定申告書と一緒に、 税務署に提出してください。。

どういう場合に、何がどのくらい返ってくるの?
<基本的な条件>
1月1日〜12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分(年間所得が200万円未満の場合は所得x5%を基準として超過分)に対して、所得金額から差し引かれます。そのぶん所得税が軽減されて、支払いすぎていた税金が戻ってくることになります。

・家 族
納税者本人と、生計をひとつにしている配偶者やその他の親族(配偶者・子供・兄弟姉妹・両親・祖父母等)のために支払った医療費であれば、すべて適用になります。

・金 額
医療費控除の対象となる金額は次の式で計算した金額で、最大200万円です。

(実際に支払った医療費の合計額 − Aの金額)−Bの金額

A:保険金などで補てんされる金額
B:10万円(その年の所得金額の合計額が200万円未満の人はその5%)

・対 象
治療費のほか、医院までの通院にかかる電車などの交通費(自家用車のガソリン代などは除く)も対象になります。

・期間と期限
医療費控除の申請に関しては、5年前までさかのぼって受けることができます。5年以内に矯正治療を受けていて、申請を忘れていた方や、医療費控除の対象になることを知らなかった方は、申請されることをおすすめします。また、治療中に年をまたがる場合は、それぞれの年に支払った医療費の額が各年分の医療費控除の対象となります。

> 医療費控除についてもっと詳しく知りたい方へ

歯科治療にかかる費用は、決して安いとはいえません。支払った医療費が10万円を超える場合、一部の金額が戻ってくる医療費控除をご存知ですか?医療費控除について、知っておきたい基礎知識をまとめてみました。

1年間に10万円以上の医療費を支払った場合に、 納めた税金の一部が還付されます。 領収書は大切にとっておきましょう!

医療費控除とは、自分自身や家族のために、その年の1月1日から12月31日に10万円以上の医療費を支払った場合に、一定の金額の所得控除を受けることができる制度です。 申告し忘れても、5年前までさかのぼって医療費控除を受けることができます。
申告の際に必要な書類や医療機関から受け取った領収書、通院の際にかかった交通費・費用の領収書などは大切に保管しておきましょう。

矯正歯科治療は医療費控除の対象になるの?
矯正歯科治療も一定の条件を満たせば、医療費控除の対象になることをご存じですか?矯正担当医が「かみ合わせが悪くて機能的な問題があるので矯正治療が必要」と診断し、確定申告で診断書を提出すれば、医療費控除を受けられます。
対象となれば税務署へ確定申告することで、納めた税金の一部が戻ります。矯正治療は自由診療のため高額です。治療費の負担を軽減できる可能性があるので、矯正歯科医院での初診やカウンセリングで、確認しましょう。医療費控除には矯正治療以外の医療費も対象なので、場合によってはかなりの控除額になる場合も…。利用しない手はありません。
※美容・見た目の改善を目的とした治療は対象外です。

「1年間に支払った医療費」には何が含まれますか?•
矯正治療にかかった費用(検査・診断料、装置代、処置・調整料など)。
通院のための交通費(バスや電車など公共交通機関。バスや電車での通院が困難な場合のタクシー代)。
※マイカーでのガソリン代は対象外です。
1月から12月までの1年間にかかった「矯正治療の費用」と「通院のための交通費」の合計が10万円以上であれば医療費控除の対象となります。金額を証明する領収書等が必要なので、全て大切に保管しましょう。
公共交通機関の交通費は、乗車区間と日付のメモでも認められます。詳細は担当税務署に確認しましょう。

医療費をローンなど分割で支払ったのですが…
矯正歯科治療やインプラント、審美治療などは、保険適用外(自由診療)となるため、治療費が高額になるケースがあります。歯科ローンや分割払いで支払う場合も医療費控除は適用されます。 歯科ローンを利用した場合、信販会社が立替払いをした金額は、その患者様のその立替払いをした年の医療費控除の対象となります。また、手元に歯科医院の領収証がないこともありますが、その場合は、医療費控除を申請する時の添付書類として、歯科ローンの契約書の写しを用意してください。
※金利及び手数料相当分は医療費控除の対象になりません。

いつ、どうやって手続きをしますか?
平成22年分の所得税の確定申告の相談及び申告書の受付は、平成24年2月16日(木)から同年3月15日(木)までです。ただし、医療費控除の申告は、平成24年2月15日以前でも申告書を提出することができます。また、その年の申告期間を過ぎてしまっても、5年前までさかのぼって申告できるので次回の確定申告で対応できます。
<申告の提出方法>
•申告時の住所地を管轄する税務署に郵送する。
•申告時の住所地を管轄する税務署の受付に持参する。(時間外収受箱への投函も可)
•電子申告(e-tax)で申告する。

還付金はどのくらい戻ってきますか?
還付金は、1年間で支払った医療費(10万円以上)から、医療保険などの保険金と10万円(所得が200万円以下の場合、所得の5%)を差し引いた金額が、医療費控除の対象となります。この金額から、申告者が支払っている税金(所得税)の税率をかけた金額が還付されます。なお、還付金は、申告をしてから約1ヶ月くらいで指定口座に振り込まれます。

【医療費控除の計算式】
医療費控除額(最高200万円)=その年に支払った医療費の合計−保険金などで補填される金額−10万円※
※総所得の金額が200万円未満は総所得金額の5%
【還付金の目安】
還付される所得税の目安=医療費控除額×所得税率
所得税率(平成22年度)…総所得金額に対する税率
195万円以下:5%
〜330万円以下:10%
〜695万円以下:20%
〜900万円以下:23%
〜1800万円以下:33%
1800万円超:40%
※出典:国税庁「所得税の税率」より

医療費控除ここがポイント!
@一人暮らしで住居が別の場合や、共稼ぎで妻が扶養控除から外れている場合でも、
生計が一緒であれば医療費を合算して、夫もしくは妻のどちらからでも申告することできます。
Aレシートや領収書を一つの場所に保管する他、家計簿や医療費用のノート等を作って、治療を受けた方の氏名、支払年月日、支払先、支払金額などの明細を記録しておくと便利です。
B所得が多い人が申告したほうが戻ってくる金額(還付金)が高くなります。
医療費控除の申告をする時に用意するもの
*還付申告をする年の「給与所得の源泉徴収票
*還付申告をする年の医療費のレシート、領収書、交通費などのメモ
*保険金で補填された金額がある場合には、その金額のわかるもの
*申告者の口座番号(還付金を振り込む口座。申告する本人の口座が必要。)
*印鑑

 

19.矯正治療中のブラッシング

歯列矯正中は、口内がとても虫歯になりやすい環境になります。ワイヤーやブラケットを装着しているので、歯ブラシが直接歯に当たらない箇所がでてきます。そのため、磨き残しがあって虫歯になるケースが多く、歯みがきには普段より十分気を使わなければなりません。

矯正器具のまわりを清掃するためには通常市販されている歯ブラシではなく、凹凸のついた矯正専用の歯ブラシを使うことが効果的です。

歯ブラシのほかに歯間ブラシをつかうこともお勧めします。歯間ブラシは歯と歯の間に挿入して使用するものですが、矯正装置と歯の間やブラケット周りを磨くのにぴったり。歯間ブラシにもサイズがあるので種類があれば便利です。
デンタルフロスは、ワイヤーで途中までしか入りませんので、歯列矯正期間の最後で取り外しのできるリテーナーという保定装置になるまではほとんど使いませんでした。 きちんと磨いていたはずなのに、それでも矯正中に虫歯になった私は、デンタルリンスをいつも持ち歩くようになりました。外食したときに便利です。

口内環境を良くするには大きく分けて2種類あって、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスで細菌や汚れを除去する物理的清掃法。デンタルリンスや歯みがき剤で細菌を殺菌したり細菌の活動を弱めたりする化学的清掃法。 歯列矯正中はもちろん、そうでない時もも両方法を使ってお口の中の細菌コントロールしましょう。

 

20.矯正中のメイク

矯正歯科治療をされる方は、何かしら口もとにコンプレックスを持っているもの。
そのコンプレックスを克服し、自分に自信を持つための治療中に、恥ずかしくて隠したくてたまらなくなるなんて、ナンセンスです。次は口もとをカバーするメイクに挑戦しましょう!

リップ、口紅
矯正装置を装着している期間は、口もとが少し出っ張った感じに見えてしまいます。そのような状態の口唇にくっきりとした赤いルージュを引いてしまうと、立体感が出すぎてしまい逆効果です。口唇の輪郭をはっきりとさせるペンシルも避けた方がよいでしょう。淡いピンクやベージュ系などのナチュラルカラーの口紅を使用したり、リップクリームやグロスで潤いを与える程度にとどめておきましょう。

お化粧で目立たなくチーク、頬紅
ふんわりとしたチークを入れると、頬の血色が良くなり、顔全体が明るく見えます。しかし、このチークは入れ方によっては頬がこけたように見えてしまいますし、そのせいで口もとが余計に出っ張ったように見えてしまいます。チークを入れるときは、頬骨の上にパウダーをふんわりといれ、ふっくらと見えるようにメイクします。そうすると頬や鼻の部分の立体感が強調され、口もとの出っ張りが目立ちにくくなります。

 

21.矯正治療中の仕事について

職種にもよりますが、最初の1ヶ月ほどは若干影響があるかもしれません。

・痛みがでる
装置をつけてから最初の1ヶ月ほどは苦労することも多いと思います。歯の表面に異物をつけるわけですから、当然違和感があります。また、歯を動かすために、日常生活では受けることのない力をかけるため、この時期は痛みも出ます。個人差はありますが大抵3日〜1週間ほどで収まると言われています。

・話がし辛い
矯正治療を始めて一番感じるのは、口の中の違和感です。慣れるまでは喋りづらく感じることが多いようです。人によっては、歯が浮いたような感覚を感じる場合もあります。発音障害や呂律が回らないなどの症状が出る方もまれにいるようです。もちろん全く喋れないわけではありませんが、教師や塾の講師、テレアポ、受付、販売員などしっかりと話さなければならない職業の方には少し辛いかもしれません。

 

22.ブライダル矯正

せっかくの結婚式、最高の笑顔で!
表側に装置がついてる場合は式の直前(前日〜1週間前)に装置を一時的に除去します。そのため、結婚式当日は見た目を気にしないで、最高の笑顔をアピールすることができます。結婚式、新婚旅行などの大切な行事が一段落しましたら、再び矯正装置を装着し、治療を継続していきます。 結婚式までに6ヶ月の期間的余裕がある方は是非とも矯正治療をお勧めします。結婚式以外でも、成人式、就職活動の面接など、大切な行事に合わせて行う事ができます。一生に一度の大切な日、最高の笑顔で自分をアピールしましょう!

ブライダル矯正 Q&A
・普通の矯正と何が違うの?
気になる箇所を早期に改善出来るように配慮してブラケットを選択し、治療計画を立案します。結婚式の直前に一時的に見えるブラケットを外すのが特徴です。治療途中で一時的にブラケットを外すため最初は歯面に接着力の弱い接着剤を使用してブラケットを装着していきます。結婚式の日までに残った見えるすき間は目立たないように仮歯を付けていきます。ブラケットを外している期間は透明なマウスピースを代わりに装着して頂き、後戻りを防止します。結婚式の当日もしくは前後の数日であればマウスピースを装着しないでお過ごし頂けます。結婚式や新婚旅行が終了したら再びブラケットを装着していきます。

・どれくらい前から治療を始めればいいの?
結婚式の日のから逆算してブラケットを装着するまでに半年の猶予があれば比較的良好な結果を得ることが可能です。少なくとも3ヶ月間の矯正期間が必要です。

・歯を抜いたすき間はどうなるの?
歯を抜いたすき間は目立たないように仮歯を付けるか、抜いた両端の歯に色を合わせた樹脂を盛り足し、すき間を閉じていきます。式の当日はすき間を気にせず快適に過ごすことができます。結婚式が終了すると再びすき間を確保して歯を動かしていきます。

・結婚式が終わったらいつ頃医院に行けばいいの?
マウスピースをしっかりご使用して頂ければ、1ヶ月以内であればブラケットを装着しなくても後戻りの問題はありません。約1ヶ月を目安にゆっくり落ち着いてから治療を再開します。1ヶ月以上経過するとマウスピースの厚みの分だけ咬み合わせが変化してしまう可能性があります。

 

23.アンチエイジング

歯の健康とエイジングケア
抗加齢医学は、人々が常に心身共に健康を保ち、さらに積極的に自然年齢よりもっと若々しく活動的に、豊かで質の高い人生 "Quality of Life" を謳歌して生きることを可能にするものであり、社会・経済的にも、国民医療費・医療保険の軽減など、多様な効果で日本社会に活力を付与することが期待されます。歯は、体と密接な関係があります。動物は歯を失うことは死を意味しますが、人間はそこまでいかなくとも、歯を失うことで、健康や若さを失っていきます。歯並びが悪いと、歯の衛生状態が悪くなるため、40代で歯周病などで歯肉が退化し、口臭がひどくなる上、やがて歯が抜け落ちていきます。見た目も、歯が長い状態で歯並びが悪いというのは、不潔に見えるばかりか、実際の年齢より老けて見えます。咬み合わせが悪くなるため、噛めなくなる上に、顔の表情筋に変化が生じ、顔のバランスも悪くなってきます。何より、食べる、噛むという口腔機能の衰えは、生命のある限り「はつらつと生きていく」為に必要な健康、美しさ、元気といったプラスなものを遠ざけてしまうのです。

 

24.MFTとは

常生活の中で、夢中になって本を読んだりテレビを見ているときに、口をポカーンと開けて上下の歯の間に舌が出ていたり、飲み込む時に舌を突き出し、歯を押すような動きをすることがあります。これを舌癖といいます。

舌癖のある人は、いつも舌が口の中で低い位置や前方にあり、歯を押し出すので、歯並びに大きな影響を与えます。舌癖トレーニング(MFT)とは、歯並びを悪くしている原因の一つである、舌癖を取り除くための練習です。

舌癖トレーニング(MFT)
1.舌の筋肉の力を強くする
2.唇やほほ、口の周りの筋肉に力をつける
3.正しい飲み込み方を覚える
4.トレーニングで覚えた舌の位置や唇の状態を保ち、日常の中で正しい飲み込み方を習慣にするこれらのことを目的としています。

 

25.矯正治療後のリテーナについて

装置の種類にかかわらず、歯を動かす歯列矯正のあとには、「保定装置(リテーナー)」で、歯の位置ををしっかり固定させます。

リテーナーの目的
リテーナーはマルチブラケットによる治療を行って、歯並びと咬み合わせを整えた後に、これを安定化させるための装置です。
他の装置は歯やあごを移動するための装置ですが、この装置は歯を動かさないようにするものです。歯の移動は歯の周囲の骨が溶けたり、新しくできたりして起こります。
このため、歯の移動が終了した後も歯の根の周囲の骨はしっかり詰まっているわけではなく不安定な状態です。
また、歯とハグキを結ぶ繊維の形は容易には変わらず、新しい歯の位置から元の位置に引き戻す力を歯に加えています。
従って、リテーナーの目的は、歯の周囲の骨がしっかりと締まって、歯と接続しているハグキの繊維の形が新しい歯の位置になじむまで、しばらくの間歯を押さえて「あともどり」を防ぐことです。

リテーナーの仕組みと使用方法

・リテーナーはブラケット装置とは異なり、はずすことができるものが多くあります。リテーナーは外側の歯に沿ったハリガネ(唇側誘導線)と歯の裏側にピッタリと沿っている合成樹脂(レジン)性のプレートからできています。移動が終わった歯をその位置に軽くキープし、一本一本の歯のある程度自由な揺れを許容しながら、新しい歯の位置を個々の生体機能となじませて、最終的には新しい歯の位置でしっかりと機能(咬むことができる)するようにするための装置です。

・リテーナーは取りはずす事ができるものもあります。しかし、マルチブラケット装置をはずして約1年間の間は、移動した歯が安定しておらず、非常にあと戻りしやすい状態になっています。このため、この期間中は歯をみがく時を除いて、食事中も装着しておかなくてはなりません。もし、装着するのを忘れると、その間に歯が移動してリテーナーを入れようとしても、入らなくなったり、大変痛かったりします。しっかりと装着してください。

・リテーナーは歯を移動する器具ではないので、装着しても痛みはありません。もし、歯茎などが痛い場合は我慢する必要はありませんのでかかりつけの医院へ調整に行ってください。内側のレジンを少し削るだけで、ほとんどの場合痛くなくなります。

・約1年間この装置を使用して歯の位置が落ち着いてくる時期になったら、除々にリテーナーをはずす時間を作って個々の歯の安定性を判定します。最初は食事の時のみ約1時間、次に3時間、次に6時間、最終的には就寝時のみしかリテーナーを装着しなくても、きつくならなければ、かなり安定していると言えるでしょう。

リテーナーの種類
リテーナーにもいくつか種類があり、「全体を留めるもの」と「一部分だけを留めるもの」、また「24時間ついたままのもの」と「取り外しのきくもの」があります。代表的なのは、入れ歯のようなものにワイヤーがくっついていて上あごにはめるタイプで、これは取り外しがききます。もとの歯の状況、矯正後の状態によってつけるリテーナーの種類や大きさはさまざまですが、取り外せるタイプのものは、食事や歯磨きのときは外すことができるので、わずらわしさは軽減されるでしょう。

リテーナーの注意点
・リテーナーの破損
歯磨きの時にリテーナーをはずしますが、この時にリテーナーの破損に注意してください。リテーナーは違和感を少なくするために、プレート部分を薄く小さく作られています。リテーナーの洗浄の際に不注意に力を入れて持ったりすると割れてしまう事があります。

・はずしたリテーナーの取り扱い
リテーナーをはずしたら、絶対にテッシュにつつんだり、ハンカチに包んでそのままポケットに入れたりしないで下さい。間違って捨てられたり、破損する原因になります。

・リテーナーの洗浄
リテーナーの洗浄と除菌、脱臭のために専用の洗浄剤を使用してください。ただし、この液にリテーナーを浸け過ぎると、ワイヤーとワイヤーを金属を溶かして連結している「ロー着部分」の金属が溶けだして、ワイヤーがはずれてしまう場合があります。この洗浄剤は30分以内を目安にご使用下さい。

・食べてはいけないもの
さまざまな種類のガムが販売されていますが、中にはリテーナーのレジンと非常に良く着くものがありますので、リテーナー装着中はガムは食べないで下さい。

リテーナー期間中のトラブル
・ろう着部が破損した場合
なるべく早く修理に行ってください。破損がひどく修理不可能な場合は、リテーナーを再製作する必要があります。

・裏側のレジンの部分を破折したりヒビが入ってしまった場合
なるべく早く修理に行ってください。リテーナーをせずに放置すると、せっかく移動した歯があともどりして、また最初からやり直しになってしまいます。修理の可能なものは修理します。破損がひどく修理不可能な場合は、歯型を取って新しいリテーナーを再製作する必要があります。

・リテーナーを装着すると痛みのある場合
できるだけ痛くないように調整してもらう必要があります。また、どうしても痛みが取れない場合には新しいリテーナーを再製作する場合もあります。

・話しがしづらい。また食事がしずらい
リテーナーに慣れてるまで、この様な症状が起こる場合が少なくありません。慣れる期間はその方によりますが、1週間から2週間程度です。慣れてしまえば、通常の生活に障害は全くなくなります。

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